あの頃のわたし

先日 会社主催のイベントがあり

参加リストの中に

以前勤めていた会社の社長の名前を見つけた

 

楽しいことも 辛いこともあった

自信を得もしたし 自信を打ち崩されもした

30才前後の5年半を過ごし

社長との関わりも濃かった

わたしには色んな意味で特別ではある

 

職場の人たちには事情を話し

仕事を抜け出して挨拶に行った

緊張よりは 驚かしてやろう!という楽しさが勝った

呼びかけて振り返った社長は

一瞬の驚きのあと ニコニコ顔で

「え~ どぉしたん?」

声も話し方もあの頃のままだ

ここで働いていること

リストで名前をみて挨拶したかったことを

伝えながら泣いていた

人前で久々に泣いたなぁ

 

その後 自分の涙の訳を考えた

十数年前の自分が 急に自分の内側に表れて

あぁわたしはこうやって

何だかわたしなりに一生懸命やってたな

切なくなった のかな

 

職場に戻ったら

個人的に好きな先輩(といっても10才位下)が

「どぉだった~?」と聞いてきた

泣いたことと 年商100億らしいと説明したら

真顔で「人生の選択誤ってるやん!」と言われた

それは言わないで