ひとり身の休日の過ごし方

ひとり身の休日の過ごし方

 

9時半とか10時頃に起きる

TVを見るともなく見て

本をパラパラと読み

お腹がへってきたら

少ししっかりめの食事をする

しっかりめと言っても

具をいっぱい乗っけたトーストとか

昼ごはんのような麺類

 

正午を過ぎてもダラダラしてしまい

慌てて身支度をして出掛ける

自転車で

目指すはカフェ

だいたいはザワザワしているところで

2時間ほど読書する

最近併設されている書店の本を持ち込めるカフェを発見した

今日も1冊ただ読み

最新刊が無料で読めるなんて有り難すぎる

 

そのカフェの近くに回転寿司屋がある

回転寿司は 店を出た後

「やっぱり回転寿司は来なくていいな」

と毎回思うのに つい立ち寄ってしまう

ちなみに昼下がりの回転寿司は

おじさん おじいさんばかりだ

みんなひとりである

 

その後自転車をびゅーと飛ばし家路へ

途中 パン屋に寄ったり 買い物をしたりする

でも今日はカラオケへも行ってみた

大きな声で歌をうたいたい気持ちがむくっとしたら

ひとりでカラオケに行くことがある

年に2回ほどだけど

ひとりの時は

人と一緒だと歌いづらい歌をうたう

盛り上がらない歌

知ってる人がいなさそうな歌

ちなみにここでも

すれ違う人は大抵ひとりである

 

我ながら充実だな

安上がりでささやかな楽しみではあるけれど

午前中がもったいなかったし

何もしていないと言えばしておらず

次はあそこに行こう 次はあれを食べようと

部屋の片付けもしなくては などと

もう次の休みが待ち遠しくなる

 

ひとつ付け加えるなら

このように過ごすのはあくまで平日の休みである

週末はもう少し制限される

家族連れが多数の場にひとりで乗り込むと

スタンダードな人生を歩めなかった自分を

見つめ直しそうになるから